ごあいさつ

Ray&Masumi Ormandy夫妻が、約40年前にある幼稚園で始めた英語教育、「日本人の子どもに外国人が英語で教える」という、当時はまだ珍しかったそのスタイルは、それだけに適した教材も少なく、学習の進め方にも工夫が必要でした。夫妻の、真の生きた英語を学んでほしいという子供たちへの愛情と、様々なアイディアで効果的に学ばせようとする情熱と努力の積み重ねが、独自のカリキュラムと教材、「PLSシステム®」の開発の始まりとなりました。
「PLSシステム®」は、現在でもその開発が続き、約50校の「PLSの会」会員校が 研究、実践する他、全国の英会話学校や幼稚園から小、中学校、高校に至るまで、 多くの先生方に高い評価とご賛同をいただく英語教授法です。
PLSシステム®とは
レイ&マスミ オーマンディが、幼児から大学生までの英語教育に40年に渡り携わる中で開発、改良を重ねているスピード・リズム・リスニング重視の英語教授プログラム。厳しいトレーニングを経た教師が、愛情に裏打ちされた厳しさで発音、ペンマンシップ、しつけも指導。家庭でのCDリスニングとクラスでの生徒中心の多様なアクティビティの相乗効果により、自然な発話を促す。オリジナル教材、明確なゴールを持つスパイラル方式の学習プログラム、教師研修、異文化相互理解のためのカウンセリング、生徒の学習進度管理法のノウハウを総括するシステム。
子供の集中力は短いとよく言われているが、PLSではそうは考えない。子供は一日中テレビを見ていられるし、ファミコンも長時間できる。つまり子供はつまらないものに対して正直ですぐ飽きてしまうが、楽しければその集中力は素晴らしい。PLSシステム®では、「子供の心をいかにつかむか」をテーマに、テンポの速いクラスが展開される。子供達は息つくひまもないぺースで英語をシャワーのように聞き、また話す。このスピード、リズム、テンポ、バラエティがPLSシステム®の基本である。
どの様な素晴らしい教材をもって経験豊富な教師が教え、毎回のレッスンを楽しく行ったとしても、そこにカリキュラムがなければ、全く効率が悪い。楽しいだけで、果たして3年経っても英語で何も言えないのであれば、子どももやる気を失う。特に年齢も上がってくると楽しさだけでは続かず、自分がどれだけ進歩したかを理解することで、やる気を持続させるのだ。PLSシステム®では、10級から4級まで7段階の級(ランク)のプログラムに沿って授業を行う。2年目、3年目、4年目の目標があってこそ、今教えるべき内容も決まってくるのである。
どの様な言語を習得するにも、その言語をどれだけの時間聞き込むかがキーとなる。赤ちゃんが母国語を習得していく過程を考えればよく分かる。週1回だけのレッスンでは、いかに効果的に英語を聞かせる工夫をしても限界があるため、オーマンディ夫妻が製作した独自のテープ・CDで、生徒にリスニングの家庭学習を課している。これはただ外国人が作ったというだけではうまくいかず、楽しい冗談や効果音が入った面白い内容でないと、何百回とは聞いてもらえない。また付随する絵カードも、一回見たら飽きてしまう単純な絵柄でなく、見る度に発見があり子供の興味を引く様なユニークなものである。そしてこの家庭学習を全員に成功させるにはプランが不可欠である。PLSの家庭学習教材には必ずスタディシートがついていて、子供達はプランに従って決められた箇所を決められた回数聞く様になっている。子供の心理からすると、聞く量があらかじめ設定されている方が聞きやすいのである。そしてクラスで毎週宿題チェックがあり、その出来具合によって、子供達は金や銀の星をシートにはってもらう。このチェックが大切であり、星のごほうびをあげることで子供達にやる気をおこさせる。そして自分でがんばって星をためるという自主学習の喜び、自分の進歩が目で見える喜びを感じる様になってくる。このようにテープやCDを聞くことが小さい頃から習慣づけられると、将来大人になった時にも自分でテープやCDを聞いて言語学習ができる。語学を学ぶ者にとってテープやCD、ビデオは、ピアノを習う人にピアノが必要なのと同じくらい大切なものであり、この成功こそがPLSシステム®の成功の鍵である。
そしてもう一つ、特に大切としているのが、いかに自信をもって自己表現できるかということである。構文練習だからと、魚が好きでもないのに“I like fish.”を繰り返させたりせず、1年目から自分の本当の事を言う練習をゲームやスピーチを通して行う。また常に先生が生徒に教えるのだけでなく、生徒同士で発話するペアワークに力を入れることで、自分で物を考え、創造力をもって英語を話す国際人を育てたいと願っている。
最近では特に「生徒中心」による活動を増やし、自ら進んで発話する姿勢を育むと共に、生徒の進歩がしっかりと目に見えるようなシステム(PLSポートフォリオの導入)が確立されつつある。




